2014年12月19日

【松川さま】



松川様.png

【名前】
松川さま


【国内の生息域】
福島県 勿来の歴史の伝承に登場する。
松川磯
福島県 いわき市 鮫川


【言い伝え】
 松川磯に住むといわれる、伝説のサメの背中には海の藻が青黒く生えていて、土地の漁師などには、「松川さま」と敬われていたという。

 時々、そのサメが岸に寄ってくると、人々は海の神様の使いが来たとして、お酒やご馳走でサメを歓迎したと言います。。

 江戸時代の初め、相馬侯の大名行列が国許へ帰る途中、松川の海岸にさしかかった。
ここでは浜街道が海際を通ることになっており、愛馬にまたがった殿様は、そこで沖の波間にゆうゆうと泳ぐサメに目を止めた。

 殿様は家来を前に、自慢の弓使いを試すため、泳いでいるサメをめがけて弓を放つと、矢はサメに命中し、その姿は海のなかに沈んで見えなくなった。

 殿様は、手応えを感じ得意気に旅を続けた。

やがて福島県いわき市勿来にある、鮫川にさしかかったところ、前日までの雨で水かさが増していた。
とても渡れる状態でなかったが、殿様は先頭にたって鮫川に馬を乗り入れた。

すると、川下の方から白波を起こして異様なものが迫ってきた。

その正体は矢が命中したサメで、水しぶきをあげ襲いかかってきた。
しかし、殿様の馬は名馬といわれたほどの駿馬で殿様は必死で馬に鞭打って、サメをかわし、ようやく川を渡ることができた。

 それから30kmほど北にある夏井川を渡ったとき、そのサメが先回りして、待ち構えていたと言う。

夏井川で、またしても、波しぶきをあげて馬をめがけて迫ってきた。
この時もなんとか川を渡ったが、馬はすっかり弱ってしまい、死んでしまった。


殿様は愛馬の死を悲しみ、平の塩地区に馬頭観世音を建て、馬の霊を祀った。
この後、殿様は無事国許の相馬に着くことができた。


【生態】
不明

【体長】
不明


【釣期】
不明

【食性】
伝説によれば、人を生贄に差し出していたという説もある。

【釣り方】
不明

【釣る時間】
不明



【関連】
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高浪の池のナミタロウ
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posted by マチャ at 14:47| 伝説の魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする